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団員の抱負(その3)

2011年02月18日

 伊万里団書き人 at 01:07  | Comments(0) | 訓練にっき
 今日紹介するのも久奈と同じ初等一級の朱莉のものです。

 

 初等級(小学校高学年)の間は目標として手旗・結索 の満点バッチというのが、当面の目標として

 非常に重いウェイトを占めているのではないかとおもいます。非常にわかりやすいことと、とりあえず

 そう言っておけば抱負の発表とかで楽できますから(笑)

 ただ、伊織・久奈同様、朱莉もその上を考えてもらう時期にさしかかっています。昨年の地区大会で

送受信に参加したことは、そのひとつの例だと思います。

 正直なところ手旗・結索 は体で覚えれば、あとはある程度歳を経て、訓練に参加しないでいても満点は

とれるようになります。ですから大体伊織位の歳や年功(在団年数によって年功章という階級章みたいな

ものを胸につけます。これが年功章です)になると、手旗を描いている人間の原画(基本の形です。

これが綺麗でないと当然信号読むことはできません)や、他の受けている団員の動きがチェックできるように

なります。

 ですから、ある意味訓練が簡単にできるようになって、良くも悪くも訓練に慣れて、面白くなくなるようになります。

できることを何度もやるのですから、中々モチベーションを保つことが難しくなるのですね。

 では、その場合どうしたらいいのか。

 指導する経験を積み始める。つまり、自分ができることを教えることを練習することになります。

 当然簡単ではありません。自分でわかっていることを年下の団員。特に教育級(小学校低学年以下)に教えること

は簡単ではありません。自分が使っている言葉ですらわかりにくいことがおおいのですから。

 私個人のイメージですが、ここからが海洋少年団の本当の教育なのではないかと思います。

 自分の考えを自分で理解すること。

 自分の考えを自分の言葉ではなすこと。

 小さい団員にもわかるように、言葉をかみ砕いて話すこと。

 教えたり、行動させるために工夫すること。

 小さい団員がどう考えているのか、どう行動しているのか把握すること。

 協力して行動して、行動させて、物事をすすめていく。

 簡単にいくつか抜き出しましたが、これはいくつになっても生きていく中で必要なことだとおもいます。
 
 就職した際に必要な行動だともおもいます。私たち海洋少年団活動というのは突き詰めれば人間形成

 のひとつのかたち。社会教育活動であることは間違いありません。

 そのために朱莉や久奈が、この目的を達成した後、目的に向かって進む中で色々考えてその上を目指して

貰うことは、指導者である私たちも心して見守り協力して進めていくことだと考えています。

 どちらかというと朱莉の目標というよりも、海洋少年団活動の話になりましたが、正直なところ久奈も朱莉も

順調にいけば簡単にできそうな抱負なので、本音はその上を目指して欲しいんですね。

 だから朱莉も久奈も、とりあえず言われたことをやるときに

 「久奈と一緒にしていいですか?」

 「朱莉といっしょにしていいですか?」
 
 は考えて使ってほしですね。一緒だと楽しいのはわかるけど、もう下の子ども達を使いながら行動する

必要がある歳なんだからね・・・君たちが二人いなくなったら残った下の子はほったらかすのかい?(苦笑)  


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